「あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」

使徒言行録1:5より 



応援教師 山本 清   
月報巻頭言
泉北伝道所 月報 2024年5月
 5月3日には泉北伝道所の開設36周年記念礼拝を行ない、19日にはペンテコステ(聖霊降臨日)を迎える。この時にあたり、使徒

言行録による連続講解説教を始めた。

 
使徒言行録には、初代教会の形成過程が記されているが、そこで主導権を持っているのは、聖霊の働きである。聖霊の働きとい

うと、ペンテコステ(聖霊降臨日)以後に行われたように思い勝ちであるが、既に主イエスの在世中から始まっており、主イエス

が洗礼を受けられた時、荒れ野で誘惑に遭われた時も、聖霊の導きがあったことが記されている。泉北伝道所のこれまでの歩みも、

これからの活動も、決して人間業ではなく、神の御意志と聖霊の働きのもとにあることを覚えたい。

 さて、使徒言行録の本文の初めは、主イエスの御受難から昇天の間の四十日のことが記されていて、一つは、御自分が生きてい

ることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示されたこと(顕現)と、もう一つは、神の国の到来について話されたことである。

 
この二つのことは、私たちの宣教活動や教会形成にとっての基礎となる重要な事柄であり、これらのことがおろそかにされていて

は、教会が一時的に発展しているように見えても、世の嵐を受けるとか、人間的な行き違いが生じると、ひとたまりもなく転覆して

しまうのである。

 続けて、復活された主は、弟子たちと食事を共にしていたとき、「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束された

ものを待ちなさい」と言われた。これは、聖霊が降るという約束、すなわち、ペンテコステのことを言われたのである。ここで、

「エルサレムを離れず」と言われている意味は、主イエスがエルサレムで十字架に架けられ、そこで墓から復活されたことを忘れる

な、ということである。

 
最後に、「あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられる」(5節)との約束を宣べられた。これは、聖霊が降る時を祈りつ

つ、エルサレムにおいて待つということであり、言い換えると、教会で行なわれる礼拝の場所で待つ、ということである。エルサレ

ムは、ユダヤ教とイスラム教とキリスト教の聖地とされて、それが争いのタネになっているが、キリスト教では、エルサレムという

土地にこだわるのではなく、全世界に建てられた教会が聖地であって、そこで御言葉を通して、神に出会い、キリストの言葉を聞き、

救いの約束を確認することが出来るのである。                         (5月5日 主日礼拝説教より) 





                                                            
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