わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あな
   
たは祝福の基となるであろう。……地のすべてのやからは、あなたによって祝される。

= 創世記 12 : 1 – 3 =



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月報巻頭言集
 教師  武田 晨一 
月報巻頭言
泉北伝道所 月報 2018年8月
 アブラハムに始まる聖書の歴史の前に、年表に出てこない五つの物語が記されています。それは、①人間の創造、②楽園の追放、

③兄弟殺しカインとアベル、④ノアの洪水、➄バベルの塔の各物語です。これはドイツ語でÙrgeschichte「原歴史」と言われ、この

世界と歴史の根底にあるものを示しています。当時の世界観によりますと、上下と言えば、一番上から一番下までの全領域を意味し、

「善悪」と言えば、最善から最悪の間の全領域、即ち、全知全能を意味しました。全知全能とは神です。ですから、人間が「善悪を

知る」禁断の木の実を取って食べたと言うことは、神でない人間が、神のようになり、自分が神のように一番偉くなろうとしたと

言うことです。これが聖書の言う罪です。この罪の結果、人間は呪われたものとなりました。呪とは、罪を犯した者に不幸と死が

もたらされることを語る神の言葉です。原歴史が示すもの、それは、この歴史の根底にあるものは、空しい労働と実りのない、

当てのない放浪の旅、死の恐怖に悩まされる自由も生き甲斐もない隷属的な生活、そうした呪われた世界であります。 

 以上の原歴史に続いて、聖書は呪いとは全く正反対の祝福を語ります。祝福とは、万物の創造者である神の、私たちに対する愛の

表れです。この私の存在が、揺ぎ無き神の愛に支えられ、愛され、包まれて、限りない喜びに満たされていることです。神は、アブ

ラハムが祝福を受けて大いなる国民となることを約束し、更に、祝福を受けた者が祝福を生み出し、与える者となり、そして世界の

すべての民が、アブラハムの子孫によって祝福に入ると言われました。では、アブラハムの子孫とは誰でしょうか。新約聖書は

「約束は、アブラハムと彼の子孫とに対してなされ……『子孫たちに』と言わずに、ひとりをさして『あなたの子孫とに』と言って

いる。これは、キリストのことである。」(ガラテヤ3:16口語訳)と、アブラハムの子孫がキリストであることを明らかにしています。

そして「キリストは、わたしたちのためにのろいとなって、わたしたちを……のろいからあがない出して下さった。」(ガラテヤ

3:13口語訳)と記しています。この呪われた世界と歴史のすべてを、キリストは十字架に負って処置して下さいました。このキリスト

の救いを信じる信仰によって、神の祝福は私たちの現実となっているのです。













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