「 あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになさる救いを

        見なさい。……主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい。」(口語訳)




 

  出エジプト記14 : 10 - 18 =



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月報巻頭言集
 教師  武田 晨一 
月報巻頭言
泉北伝道所 月報 2018年10月
 イスラエルの民は、奴隷であったエジプトから脱出して紅海までやって来ました。ところが、エジプトの軍隊が追跡してきたの

です。前は海、後ろにはエジプトの大軍、一大危機に陥りました。イスラエルの民は「こんな荒野で死ぬのなら、エジプトで奴隷

をしている方がましだ」
と不平・不満を言い、呟いてモーセに訴えました。この様な切迫した状況の中で、モーセは神の救いの計画

を語ります。

そこには、五つの大切なことが語られます。第一は「恐れてはならない」と言うことです。聖書には、神が自らを顕される時と、

人々が嘆き悲しむ時に「恐れるな」と記しています。私たちは、絶体絶命の状況に立たされる時、恐れと不安に陥ります。その時

こそ「恐れるな」と言う、力強い神の声を聞かなくてはなりません。

そして聞いたなら、第二に「かたく立つ」ことです。この言葉は「落ち着け」とも訳されます。私たちは、危険な目に遭い、

仕事でも、人間関係でも行き詰まってしまう時、そこから逃げ出して、その事柄を避けようとします。しかし、神はモーセを通して

「落ち着け」、逃げるな、その場に留まれ、と言います。何故でしょう。それは、この世に起こる全ての事柄は、人間の思いや計画

で動いてはいないからです。私が私であることを知る前に、既に私が誕生していた様に、神が先だって事を運び、イスラエルを救わ

れるのを見よ、と言います。

そして第三に、「黙していなさい」と言います。「沈黙」です。私たちの心には、完全に行き詰まった時、そこには嘆きや叫びが

あり、呟きが起こります。しかし、大事なことは、そうした思いを静めて沈黙せよと言うのです。

第四に、その沈黙する中で「救いの出来事」が起こります。それは全く考えられない新しい事態が拓かれること、奇跡です。海の水

が真二つに割れてそこに道ができ、イスラエルの民は逃れることができたのです。

最後に「主があなたがたのために戦われる」と言います。私たちは困難に遭う時、自分の力で戦うのではありません。この時こそ、

神の言葉に立ち帰って、神の言葉に生きるのです。神は必ず私たちのために戦って下さいます。このことを信じて決断し、前進して

行くところ、そこに、確実な勝利の奇跡が起こります。そして、私たちにとって、その最大の奇跡が、主イエス・キリストの十字架と

復活の出来事なのであります。














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